プロジェクトを呼び掛けた、きたまち発展会事務局にきっかけを伺いました。
こうした事務局の思いをきっかけに、アマビエフラッグを地域でつくる話がスタートしました。
みんなでアマビエを描きたい。でも、人が集まることができない状況が続きました。そこで、アマビエのウロコを1枚ずつご自宅などで描いていただくことで、集まれなくてもみんなでアマビエを描くことができるやり方をとることにしました。そして、アマビエそのものもフリー素材を使ったりするのではなく、地域の人に描いてもらえたらと考え、きたまちの近隣で美術科のある埼玉県立大宮光陵高等学校に相談をすることにしました。すると、ウロコは白地のままにしてもらいたいという無理なお願いにもかかわらず、今回の趣旨に賛同いただき美術科1年生の上樂(じょうらく)さんがアマビエを描いてくださることになりました。
アマビエのウロコは全部で40枚です。そのうち20枚を、大宮白百合幼稚園の園児の皆さんが、色付けしてくださることになりました。ほかは1枚ずつ、北区長さんはじめ地域団体の方々が今回のアマビエプロジェクトに賛同いただき、色付けしてくださることになりました。
ウロコが貼り合わされていって、地域の多くの方々によって描き上げたアマビエが完成します。隣のウロコがどんな絵柄かもわからず、それぞれが思いを込めて色付けしたウロコが貼りあわされるとどんなアマビエになるのか、今から楽しみです。
完成したアマビエの絵を大きく引き伸ばしてフラッグ(懸垂幕)にして、ステラタウンの協力を得てさいたま北部医療センターの向かい側、イエローハット西側に掲揚することにしています。掲揚時期は、11月中旬を予定しています。
医療従事者の皆さま、そして地域の皆さまにこのアマビエフラッグをぜひご覧いただき、地域みんなでこの難局を乗り越えていきたいと強く思います。
アマビエのウロコは全部で40枚。そのうち20枚を、大宮白百合幼稚園の園児さん達が色付けしてくれました。
今回のプロジェクトにご理解いただき園児さん達を指導いただいた幼稚園の先生から、
とのコメントをいただきました。
小さい園児さん達が絵の具を使って描いてくれているのに感心しましたし、楽しそうに一生懸命に描いている様子やカラフルに塗りあがったウロコの写真をみたら、とてもホッコリした温かい気持ちになりました。
アマビエフラッグの話に、永井北区長様はじめ自治会や商店会の方々からご賛同いただき、ウロコの色付けにご参加いただきました。輪郭線だけの白地のウロコの紙をお渡しすると「絵を塗るのは子どもの時以来だよ」とおっしゃる方がいらしたり、多くの方がクレパスで塗られましたが「グラデーションが思ったようにいかなかったよ」とおっしゃる方もいらっしゃいました。慣れないことをお願いしてしまいましたが、皆さましっかりと思いを込めて色付けしていただきました。お忙しい中ありがとうございました。
きたまちしましま公園周辺の12施設の従業員さん達が、仕事の合間に思い思いにウロコの色付けをしました。何と大宮アルディージャは、アルディくんとミーヤちゃんが参加してくれました。アルディくんが描いてくれたのは、アマビエの仮装をしたミーヤちゃんです。自分を描いてくれているアルディくんを見つめるミーヤちゃんがかわいいですね。
12施設のウロコができあがりました。色付けにあたっては「濃い色で塗る」くらいしか約束事を決めなかったので、それぞれ特色ある出来ばえになりました。
いくつかの施設からコメントが届いていますので、ご紹介します。
イエローハット
イトーヨーカドー
スパハーブス
セントラルウェルネスクラブ
大宮北ハウジングステージ
プラザノース
これで40枚のウロコがすべて出来あがりました。これを大宮光陵高校上樂さんが描いてくださったアマビエにはめ込んでいきます。色付けに参加してくださった人たちの思いが一つになっていきます。アマビエがどんなふうに仕上がるのか楽しみです。
掲揚期間:2020年11月17日(火)~2021年2月14日(日)
掲揚場所:さいたま北部医療センター向かい側。イエローハット西側の鉄骨
大宮光陵高校美術科の上樂さんがデザインしたアマビエに、大宮白百合幼稚園の園児さん、永井北区長、北区自治会連合会田中会長、同五十嵐副会長、同田熊副会長、同朝見副会長、大宮商店街連合会日野会長、宮原町1丁目自治会大谷会長がウロコの色付けに協力してくださり、アマビエの絵が完成しました。
皆さま、ありがとうございました。
ウロコを白地で残してアマビエをデザインしてくださった上樂さんに、ウロコが色付けされて完成したアマビエの絵を報告したところ、上樂さんから
など園児さんから多数の声をいただきました。
完成したアマビエの絵を懸垂幕に引き伸ばして、11月17日にさいたま北部医療センター東側のステラタウン敷地内にある鉄骨に掲揚しました。夜は22時までフラッグへのライトアップ、また掲揚場所付近へのイルミネーションが実施されています。
最後にきたまち発展会事務局に、今回のことを振り返ってもらいました。
The end